帽子(ハット・キャップ)のクリーニングとお手入れについて

もしも帽子が~してしまったら

2018年08月03日 18時30分

もしも帽子が汚れてしまったら

ほとんどの帽子は、普通の衣服のように洗濯機でかんたんに洗うことができません。そのため、汚れてしまった場合は速やかに、そして丁寧に対応する必要があります。
 
まず、市販の炭酸水を用意します。軽い汚れ程度なら、炭酸水をつけて軽く拭き掃除する程度で落とせます。
 
もしも炭酸水で落とせない場合は、市販されているオキシドールと中性洗剤を使います。これらを1:1で混ぜた液体を綿棒につけて、汚れに直接塗布してください。液体が汚れ以外の部分につかないよう十分に注意して作業を行います。作業後は半日程度放置します。汚れが消えたら通常の手入れを行います。
 
フェルトハットや布製等の帽子は、汚れの程度が軽ければブラシや消しゴムなどを使います。汚れをなぞるように、やさしく作業します。落ちないようであれば固く絞った濡れタオルを使用します。素材自体が水に弱いため、汚れ以外の部分が濡れないよう、気をつけて作業してください。作業後は通常のお手入れと同じ方法で乾かします。
 

もしも帽子が濡れてしまったら

自然素材のパナマハットなどが濡れてしまった場合、帽子を傷めないよう注意しながら、ドライヤーで乾かしていきます。裏側から乾いたタオルをあて、ドライヤーを一番弱い風量にセットしたら、10センチ程度離れた位置から乾かします。完全には乾かさず、まだ少し水分が残っている段階でドライヤーを止めます。その後は通常のお手入れと同じように、通気性の良い場所で陰干しします。
 
フェルトハットや布製の帽子を乾かす際は、ドライヤーは厳禁です。乾いたタオルを使用し、全体から水気を吸い取るような感じで作業してください。その後、通気性の良い場所で陰干しします。
 

もしも帽子が型崩れしてしまったら

パナマハットやストローハットなどの、天然素材を編み込んだ帽子の場合、もしも型が崩れてしまったらスチームで形を整えます。
 
この作業にはアイロン、もしくはスチーマーを使用します。熱い蒸気を使用しますので、耐熱手袋を用意しましょう。
 
アイロン、もしくはスチーマーから「スチーム」を出します。帽子までの距離は5センチ程度までにしてください。近づけすぎると帽子を傷めることになります。帽子にスチームを当てながら、形を整えていきます。作業後は帽子から熱が取れるまで放置します。その後は通常の手入れをしてください。
 
フェルトハットでも同様に作業が可能ですが、特に自然素材のものはデリケートです。細心の注意を払って作業しましょう。
 
ほとんどの帽子は気軽に洗うことができないので、日頃のお手入れが大切です。まめにお手入れすることで、末永く付き合っていきたいものですね。

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